研修修了基準・評価について

近畿大学病院初期臨床研修プログラム、周産期・小児科・産婦人科プログラムでは、医師法
第16条の2第1項に規定する臨床研修に関する省令の「臨床研修の到達目標、方略及び評
価」に基づきに基づき、臨床研修修了基準を下記のとおりとする。 

臨床研修修了基準項目

臨床研修医は臨床研修期間中、近畿大学病院総合医学教育研修センターの所属となります。
ローテートの決定は、基本的には臨床研修医の選択権を尊重した統一プログラムでローテーションを実施する。修了時の評価で必修となる研修内容を達成するために、24ヶ月の臨床研修期間を設定している。
初期臨床研修プログラムでは

  1. 経験すべき症候29項目、経験すべき疾病・病態26項目、CPCレポート、外科レポート
    を提出すること。 
    ※CPCレポートに必要なCPC症例については、近畿大学病院以外で行われた症例は認め
    られない。 
  2. 医師法第16条の2第1項に規定される臨床研修に関する省令「臨床研修の到達目標、
    方略及び評価」に基づくものとする。 
    ※PG-EPOC で必要とされている事項について登録する。 
  3. モーニングセミナー、イブニングセミナーは、2年の研修期間を通しそれぞれ年度毎で
    60%以上の出席を満たし、かつ、全体で 70%以上の出席を必須とする。臨床病理検討
    会(CPC)は全出席を原則とする(※一般外来研修、地域研修、小児外来研修時は出席
    に含めない。) 
  4. 2年間ローテートした診療科において評価された勤務評定書全てにおいて、基準を満た
    していること。
  5. 二次救命処置(ACLS)としての救急蘇生講習会(ICLSあるいはJMECC等)、及び緩和ケ
    ア研修会を受講すること。
  6. 救急蘇生講習会(ICLSあるいはJMECC等)を受講後、一次救命処置(BLS)の指導を経
    験していること。 
  7. インシデント・アクシデントレポートを年度毎で10件以上報告すること。 
  8. 臨床研修のアウトカムの客観化を目的に、基本的臨床能力評価試験(GM-ITE®)を受験
    すること。
  9. 上記の履修を修了した臨床研修医を対象に、研修管理委員会にて総括的評価並びに修 
    了判定報告を行う。修了認定された場合、臨床研修修了証授与となる。修了認定されな
    かった臨床研修医については、同一プログラムで引続き研修期間の延長を行うことと
    する。 

2020年3月17日 改定
2020年6月24日 改定
2024年4月1日 改定

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