近畿大学の建学の精神である「実学教育と人格の陶冶」と近畿大学病院の理念を基盤に、常に社会のニーズと医療の動向を見極め、国民 医師等の他の医療関係者から期待される役割を充分に発揮できるように、医療が求められる様々な場において、特定行為を倫理的に、かつ、安全に実施できる看護師を育成する。
看護師特定行為に係る看護師の研修制度の目的である、手順書により、一定の診療の補助を行うといった高度かつ専門的な知識と技術をもち、チーム医療の要となる看護師を育成する。
1)本研修を修了するためには次の条件を満たす必要がある。
①共通科目をすべて履修し、筆記試験もしくは観察評価に合格すること
②区分別科目を履修し、筆記試験及び観察評価、科目によっては実技試験に合格すること
①、②ともに筆記試験8割以上、その他評価は9段階中4以上を合格基準とする。
*共通科目及び区分別科目のそれぞれの評価については、外部委員を含む責任者及び指導者が
行う
2)修了審査は、すべての研修が修了後、特定行為研修管理委員会(外部委員を含む)が行う。
3)修了審査の結果、修了を認められた研修者には、「特定行為研修修了証」を交付する。
4)「特定行為研修修了証」はパッケージで交付し、交付日から1か月以内に特定行為研修を修了した看護師についての報告書を近畿大学病院より厚生労働大臣へ提出する。
次の各号を全て満たしていることを条件とします。
(1)臨床経験通算5年以上の経験を近畿大学病院或いは近畿大学奈良病院3年以上勤務していること
(2)看護実践能力別到達段階Ⅲ以上であること
(3)所属⾧の推薦があること
令和5年度看護師特定行為研修の修了式が執り行われました。
5名の修了生の皆さんの今後のご活躍を祈念しております。