ひと昔前は、時間外の血液型判定・交差適合試験は研修医が行っていましたが、現在は、「輸血療法の実施に関する指針」に従い、輸血検査は検査技師が24時間体制で実施するようになりました。
そこで、当院では、検査部輸血管理室全面協力のもと、希望する研修医に血液型判定・交差適合試験実習を行っていただいております。実習内容は、輸血オーダー(輸血依頼入力、輸血検査依頼入力)と電話対応(検査技師とのやり取り)、検体採血、血液型検査(用手法)、交差適合試験です。
研修医自らが実務を行うことにより、一連の流れを理解し、多職種のスタッフとの連携を持ちながら、安全な輸血への意識が高まる効果を期待しています。

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