研修医 西川 侑輝(2016年度採用)

先日、当院がんセンターが主催する消化管吻合ハンズオンセミナーに参加しました。
僕たちのような研修医に加えて、若手の外科系医師も参加し、消化管吻合についての講義を受けた後、豚の腸管を用いてAlbert Lembert縫合とギャンビー縫合の練習を行いました。
消化器外科領域では消化管吻合は大変重要な基本手術手技でありながら、研修医にとっては難易度の高い手技です。指導医の先生方にマンツーマンで丁寧に教えて頂き、長い時間をかけてやっとなんとか吻合できました。実際体験することで、初めてその難しさを実感できました。またセミナーの後半では、真皮縫合の練習を行いました。普段豚の皮を使って練習する機会が少ないので、参加者全員、夢中で練習していると、あっという間に終わりの時間がきました。
やはり、見ているのと実際に自分の手を動かすのとは大違いで、そういう意味でも今回の講習会は大変充実感がありました。次回も是非参加したいです。ちなみに、僕は外科を2か月間ローテーションしましたが、今回の講習会の後に、外科研修で実際の吻合を見たり、真皮縫合をしたりすることで、より一層理解を深めることができ、より有意義な研修となりました。
日常診療でお忙しい先生方がこのような貴重なセミナーを開催して下さって、本当にありがとうございました。

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