内視鏡外科ハンズオン講習会2019に参加して
研修医 田村 雄平(2018年度採用)

先日、当院がんセンターが主催する内視鏡外科ハンズオン講習会に参加させていただきました。
医学生・研修医は、助手(特にカメラ持ち)として、手術に参加する機会も多いかとは思います。しかし、実際に内視鏡下に鉗子を動かしたりする機会はほとんどありません。そんな我々が、実際に上級医の先生方のように内視鏡下に鉗子を操作してみようという趣旨の講習会です。(個人の感想です)
実際の講習内容は、内視鏡下に厚紙を○や□、☆の形に切ったり、ビーズなどの小物を皿から皿に移動させたり、研修医・手術室の看護師さん等々合同で、皿から皿に積み木を移すというタイムトライアルをしたりと盛りだくさんです。
実際に自分の手で操作してみると、思うように鉗子が動かず、イライラしたりもしますが、ワイワイみんなで騒ぎながら、操作していく中で、同期や後輩の意外な才能を見つけたりと、面白く、あっという間の数時間でした。
近畿大学奈良病院では、研修医のために年に何回も、このようなハンズオンセミナーが開催されます。このハンズオンセミナーは、外科医の先生方や様々な器具メーカーの方々の協力のもと開催できており、改めて、自分たちは恵まれた環境での研修生活を過ごしているんだなぁと痛感いたしました。

指導医のよ・こ・は・い・り
「内視鏡外科手術ハンズオン講習会」へようこそ
消化器外科 橋本 和彦

田村雄平先生、内視鏡外科ハンズオン講習会、お疲れ様でした。そして、この講習会に毎回の参加をしていただき、ありがとうございました。
先生は内科志望であるにもかかわらず、外科系研修も熱心にされており、以前から感心していました。普段から、病棟スタッフや患者さまへの接し方も丁寧かつ親切であり、真面目な人柄で、勉強熱心であることから、指導医、病棟スタッフからの信頼も厚いです。
後期研修も当院で内科医師として、勤務されることが決定し、今後も当院および地域医療に貢献されることを心より祈念しています。

先生の今後の益々のご活躍を期待しています!!

内視鏡ハンズオン
研修医 岡本 貴恵(2018年度採用)

先日、研修医の同期たちと内視鏡外科ハンズオン講習会に参加しました!
学生の頃には見ることしかできなかった内視鏡を実際に触ってみようという講習会です。
研修医だけでなく、看護師さんも大勢参加しており賑やかな講習会でした。内視鏡を使って画面を見ながら小皿に入ったビーズを別の小皿に移動させたり、紙を丸や星型に切ったりしました。実際に扱ってみると、ビーズの形状によってつかみ方を変えなければならなかったり、見ているだけでは気づかないところに難しさを感じました。 それでも、たくさんの外科医の先生方がつきっきりでコツを教えてくれたり、いろいろな話をしながら教えてくれるので、最後は少し上達したような気になりました(笑)。
最後に、参加者をチーム分けして、ビーズ移しのタイムを競い合いました。ワイワイ言いながらゲーム感覚で学ぶことができる非常に楽しい講習会でした。

内視鏡外科ハンズオン講習会に参加して
研修医 近藤 千桜里(2017年度採用)

先日、当院がんセンターが主催する内視鏡外科ハンズオン講習会に参加しました!学生の頃には見ることしかできず、触ることも扱うことも全くできなかった内視鏡を若手医師・研修医・看護師も扱ってみようという講習会です。内視鏡を使って画面を見ながらキーホルダーを移動させたり、紙を丸や四角に切ったり、ビーズなどの小さいものを移動させたりしました。みんなワイワイ言いながら、やっぱり難しい、手がしびれる、なかなか自分の思い通りに動かずイライラするーなど自分の手で動かすことで色々感じていましたが、そこでたくさんの外科医の先生方がつきっきりで色々な話をしながら教えてくださり、たまごからヒヨコの手前くらいにはなれたかなと思っています!
また、後半では真皮縫合の練習をしました。今までは見学するだけだった真皮縫合も実際に自分で手を動かすことによって難しさを実感でき、もっと練習したいという意欲が湧きました。 私たちのために先生方やたくさんの医療器具メーカーの方々に協力してもらい、改めて恵まれた環境で研修させて頂いていることを実感した1日でした。近大奈良病院では講習会といっても座って聞くだけのものではなく、実際に手を動かそうという講習会がたくさん開催されます。これからもたくさん参加していきます!

内視鏡外科ハンズオン講習会に参加して
研修医 濱口 麻衣(2016年度採用)

先日、当院がんセンターが主催する内視鏡外科ハンズオン講習会に参加しました。この講習会では、若手医師・研修医・看護師が参加し、実際の内視鏡手術で使用する各種器具を体験できます。たくさんの医療器具メーカーに協力してもらっているので、超音波電気メスや自動吻合機などの高度な医療器具も実際に使わせてもらえます。なかでも一番驚いたのが、3Dメガネを使用して内視鏡手術を立体的にモニター上で展開することができることでした。今後は3Dだけにとどまらず、さらに画面の解像度をあげて、術者にとってよりよい環境を作っていくそうです。今や外科手術は侵襲の少ない腹腔鏡手術がメインとなっており、医療器具もどんどん進化しているので、私たちも取り残されないように知識・技術を身につけないといけないと強く感じました。講習会の後半では、真皮縫合の練習をさせてもらいました。真皮縫合はオペをする科ならどこでも必要となる古典的な手技ですが、やってみると予想以上に難しく、なかなか上手くできませんでした。でも、持針器と針糸で『皮膚を縫う』ことで、外科らしさを感じることができました。実際に自分がやってみないとわからないことがたくさんあって、お忙しい先生方につきっきりで教えていただける貴重な講習会に参加できてとてもよかったです。

内視鏡外科ハンズオン講習会に参加して
研修医 大原 裕士郎(2015年度採用)

院の外科が主催している内視鏡外科ハンズオン講習会に参加しました。講習会には研修医や若手の医師、看護師が参加して、内視鏡手術についての講義を受けた後、練習機を用いて内視鏡手技の練習を行いました。
内視鏡の練習機は学生の時の実習でも触ったことがあって、今回もどうせ物をつかんで運ぶだけだろうと思っていました。しかしそこはハンズオン講習会、それだけでは終わりません。糸を巻く、紙を丸く切るなど様々な練習を体験し内視鏡手術の難しさともどかしさを実感することができました。先生方の指導もあり、終わりのほうではある程度自分の思い通りに鉗子を扱えるようになり、自分、結構センスあるんじゃないかって思いますよ!

また後半は真皮縫合の練習をしました。真皮縫合は基本中の基本ということでこれから外科系のどの科に行ったとしても必要な手技です。講習会では、ほぼマンツーマンで真皮縫合のコツを教えていただき、ひたすら豚の真皮に針を刺し続け時間を忘れ没頭していました。

その後は先生方に焼肉へ連れていってもらい親睦を深め、ハンズオン講習会は終わりました。
今回の講習会はたいへん満足度が高く、このような講習会は他にもたくさん企画してくれているのでぜひまた参加したいです。

内視鏡外科ハンズオン講習会に参加して
研修医 濱田 隆介(2014年度採用)

今回は当院の外科が主催している内視鏡外科ハンズオン講習会に参加しました。若手医師や看護師さんが参加して、内視鏡手術についての講義を受けたあと、練習機を用いて実際に内視鏡手技の練習を行いました。
内視鏡は学生の時に触る機会も少なく、はじめはモニターに映る鉗子と自分の感覚のギャップが大きくモニターの向こうで鉗子が右往左往していました。しかし、さまざまな練習を体験し、また先生方の指導もあり、自分も周りの研修医や看護師も最後にはある程度モニターを見てやりたいことを鉗子に伝えることができるようになったように思います。

また後半の外科結紮ではほぼマンツーマンで教えていただき、基本的な結紮はもちろんのこと、外科手術の実際や先生のこだわりなど結紮を通していろんなお話が伺えました。

全体を通して、本当に時間が足りなくていつの間にか終了時間となっていました。たいへん満足度は高かった半面、まだまだ物足りないのでまたぜひ参加したいです。

指導医のよ・こ・は・い・り
「内視鏡外科手術ハンズオン講習会」へようこそ
呼吸器外科 塩野 裕之

講習会参加お疲れ様でした。
いきなり、鉗子でビーズつまんだり、紙切ったりさせられて、ホントに役に立つの、と思っていませんか?ドライラボの有用性は、科学的にちゃんと証明されていて論文にもなっています。内科系に進むにしても、CVルート、ドレーン固定や簡単な外傷処置など、クールに決めましょう。これらのトレーニングは、継続することが大切なことも明らかになっています。いつでも熱く付き合うので、声をかけてください。
今の研修医はたいへんですね。スタッフや職場のルールにやっと慣れたと思ったら、すぐローテイト。でも、心配ご無用!近大奈良病院は、診療科の垣根が低く、病院スタッフもたいへん前向き、フレンドリーです。これから医師として働くうえで、いかに頼れる仲間を増やすかもとても大切。いったん場をともにしたらもう仲間です。院内で出会ったら大きな声で挨拶し合いましょう!

○参考文献 写真で私が手にしている本です!
スーパーロ-テーターのための内視鏡外科手術トレーニングマニュアル 2008:シュプリンガー・ジャパン(著者割引価格で提供します)

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